栗っこ地区本部は8月1日から産業用無人ヘリコプターによる斑点米カメムシ類の広域一斉防除を開始しました。
栗っこ無人ヘリコプター防除部会と東北スカイテック㈱が連携し、管内の出穂を迎えた水田での防除を行います。出穂期と穂揃期の2回防除を基本とし、本年度の延べ防除面積は7,500haを計画しています。
管内では毎年多発傾向にあるカメムシ類の対策として、出穂前後の約1ヶ月間の草刈り自粛期間を設定するとともに、適期2回の薬剤防除を実施し被害を最小限に抑え、高品質米生産のための取り組みを行っています。
栗っこ無人ヘリ防除部会員の菅原昌行さんは「米づくりの総仕上げとなる防除を多くの農家から請け負っているため適期防除はもちろんだが、スタッフの体調管理にも気をつけ、安全作業に努めたい」と話しました。
本年度の無人ヘリコプターによる広域一斉防除は8月20日頃まで行われる予定です。
防除作業を行う無人ヘリコプター防除部会員(8月3日、栗原市志波姫地区で)
無人ヘリによる散布(8月3日、栗原市志波姫地区で)