姉妹JAえひめ南から提供された苗木で、「南三陸ゆず栽培プロジェクト」に取り組んでいるJA新みやぎは6日、南三陸町歌津地区で現地栽培指導会を開き、4年後の柚子の収穫を願い、記念木碑を設置しました。
同プロジェクトは遊休農地の解消と、新たな特産品の確立を目指して今年の3月に始動。JA新みやぎの役職員が中心となって自発的に行っています。
同日の栽培指導会には講師としてJAえひめ南みかん指導販売部の伊藤健二部長と大加田聖司課長を招き、新みやぎ南三陸地区管内の職員はじめ10人が参加しました。
定植した柚子のこれからの管理として寒さ対策を徹底するよう指導した伊藤部長は「愛媛と南三陸の友好の懸け橋となるよう柚子生産に向けて連携をとっていきたい」と話しました。
設置された記念木碑には「友好の絆 ゆずの根のごとく末永く」と記されています。
JA新みやぎ南三陸地区本部営農経済部の小野寺成明部長は「柚子を南三陸の新しい特産にできるよう、大切に育てていきたい」と話しました。