JA新みやぎ南三陸地区本部は11日、新型コロナウイルスの影響による医療従事者の負担軽減と接触感染リスクの低減に一助とするべく、
気仙沼市立病院と市立本吉病院に合わせて5台のサーマルカメラを寄贈しました。
気仙沼市立病院で開かれた寄贈式で、同地区本部の高橋澄本部長は「市立病院には普段から地域医療に大変貢献されている。ぜひサーマルカメラを活用され、医療従事者の負担軽減になれば嬉しい」と話し、
気仙沼市立病院の横田憲一院長へ目録を手渡しました。
同市立病院の横田憲一院長は、「最近全国的にコロナ患者が増えてきて大変な状況だが、皆さんと一緒にこの危機を乗り越えていきたい」と感謝の言葉を述べました。
寄贈されたサーマルカメラは、対象者を映すだけで即座に体温測定ができるもので、近日中に待合室や出入り口など人通りの多い場所に設置される予定です。