JA新みやぎいわでやま地区本部は18日、(株)石巻青果へセリを初出荷しました。
今年は9月の高温の影響で、種セリの発根不良により、種セリの収量が少なかったが、台風の被害もなく、前年度より高品質なセリに生育しました。前年実績同量の2トンの出荷を目指します。
同地区本部野菜集出荷所に1箱3キロ入りで集約し、出荷します。初日は12キロを集荷、出荷は1月上旬まで続く見込みです。
2020年度は㈱石巻青果のほか、「元気くん市場 仙台南店」にも出荷します。
農事組合法人葛岡の鈴木実代表は「今年7月に元気くん市場仙台南店がオープンし、仙台圏でも岩出山産のセリがあることを知ってもらえるきっかけができた。安定的に良質なセリを出荷していきたい」と話しました。
同地区本部では、生産者1人と1法人が約40アールに作付けしています。
▲出荷するセリを箱詰めする農事組合法人葛岡の菊地さん