宮城県気仙沼市立小泉幼稚園の園児ら20人は15日、同幼稚園で小正月行事として繭玉を作り、今年の米作りがうまくいくよう願いました。
園児はJA職員から小正月には今年の五穀豊穣を願い、繭玉を飾る習慣があることを学びました。
その後、ミズキの枝に、長く伸ばしたお餅を巻いて、紙粘土で作った赤や黄色など色とりどりの繭玉を取り付け飾り付けました。
材料には、1坪ほどの庭園の田んぼで自分たちが作ったもち米を使い、繭玉づくりが終わった後には、園職員が園内の給食室で餅をついて準備した「あんこ餅」「きなこ餅」「お雑煮」を食べました。
参加した園児は「去年作ったもち米でおいしいお餅を食べられたので、今年もたんぼ作りを頑張っていきたい」と話した。