2022年10月に鹿児島県で開かれる第12回全国和牛能力共進会に向けて、JA新みやぎいわでやま地区本部は3月8日、管内の畜産農家6戸を訪れ、肉牛の部第7区脂肪の質評価群の候補牛を選定する巡回調査を実施しました。
同地区本部管内では9頭が対象となっています。
JA全農みやぎと宮城県畜産試験場、県家畜保健衛生所、JAの担当職員ら5人が、それぞれの牛の血統や繁殖成績など体形を審査しました。3月末まで県内の畜産農家を巡回し、約120頭から候補牛を選定する予定です。
全農みやぎ畜産部生産指導課の千葉勝彦課長は「全体的に発育は良好で、適正な栄養度が保持されている。今後も引き続き飼養管理などをお願いしたい」と話しました。
JAの担当職員は「管内から全国へ通用する候補牛が選出されるよう、今後も巡回し指導に力を入れていきたい」と意気込んでいます。
▲牛の体側を行う県畜産試験場の職員