JA新みやぎいわでやま地区本部は3月9日、水稲採種用の原種をいわでやま水稲採種組合員に配布しました。
新型コロナウイルス感染防止対策として、地区ごとに時間を指定し、組合員37人に「ひとめぼれ」「ゆきむすび」「みやこがねもち」「こもちまる」の4品種を約3.3トン配布しました。
同組合では純度が高く、健全な水稲種子を生産するため、播種(はしゅ)後、異型稲などの抜き取り作業を実施。例年8月の出穂期から、9月上旬の糊熟(こじゅく)期にかけて実施される圃場(ほじょう)審査に向け徹底した栽培管理を行っていきます。
JAの担当職員は「昨年は長雨により、いもち病などの病害の発生が懸念されたが、天候が回復し例年並みの品質だった。今年度も安定的な種子生産体制を確立し、優良種子生産に努めたい」と話しました。
▲原種を積み込む、いわでやま水稲採種組合の組合員