JA新みやぎいわでやま地区本部管内で加工用カボチャの植え付けが始まりました。
2020年は7月の天候不順により、薬剤防除が進まず、病害虫の被害があったため、21年度は栽培管理を徹底し、前年度実績5㌧を上回る6㌧を目指します。
JA園芸部会員の中で最大の1.1㌶で栽培している大崎市岩出山の大内孝宣さんは5月13日まで、「くり将軍」と早生品種「くり大将」を、前年より500本増の4000本植えました。
8月上旬の収穫までの約2ヵ月間は、気温が上がり害虫の発生や、高温多湿による病気の発生が懸念されるため、定期的に薬剤による防除や追肥等肥培管理を行います。
大内さんは「播種(はしゅ)から定植までの期間は天候に恵まれ、状態の良い圃場(ほじょう)に良質な苗が定植できた。今年から早生品種の栽培にも着手し、産地リレーに有利出荷ができると期待している」と意気込みました。
大内さんは加工用カボチャのほか、直売向けに「栗政宗」を20㌃に作付けし、独自ブランド「豪族野菜」として県内の直売所へ出荷します。
同地区本部では、園芸部会員7人が2㌶でカボチャを栽培しています。