JA新みやぎ栗っこ地区管内にある5か所のカントリーエレベーターでは、管内の田植えが終盤を迎え、今秋の受け入れを前に籾摺り調製作業が進んでいます。
コロナ禍で米の業務用の需要が例年より落ち込んでおり、作業に若干の遅れがありますが、同地区本部は約1万3300㌧の籾摺り調製作業を行い、7月中の完了を目指しています。
17日の一迫営農センターでは、カントリーエレベーターに搬入した籾を、乾燥・貯蔵後、脱ぷし、玄米にする作業を行い、1万7280㌔の玄米が詰められました。
カントリーエレベーターでは生産者が丹精込めて作ったお米を大事に管理保管し、フレコンバッグ(1袋1080㌔)に詰められた玄米は、農産物検査員による等級格付けされた後、各地へ出荷されます。
担当者は「生産者が作ったお米を良品質な状態で出荷したい」と話しました。