JA新みやぎ田尻支店は2日、地域住民を対象とした「楽しもう!農業体験塾」の最終回を大崎市田尻で開き、受講者とその家族ら30人がサツマイモの収穫や新米試食会を楽しみました。
受講者は地域組合員と田尻地域理事の指導の下、サツマイモの収穫を体験。前日の雨により水分を多く含んだ土と格闘しながらも、楽しみながら収穫しました。
収穫後はJA田尻支店でバケツ稲コンテストの表彰式を実施。稲の成長を日々感じてほしいと塾内で配布し、受講者が栽培した稲は力作ぞろい。入賞者には地場産品や同JAみどりの地区の6次化商品「ごはんのおとも」などを賞品として進呈しました。
昼食には新型コロナウイルス感染対策を徹底し、新米試食会を開催。田尻地域で収穫された新米「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」の3品種を食べ比べました。「だて正夢は初めて食べたけど、もちもちしてとても美味しい!」「どれもいいけど、ササニシキがやっぱり一番」と、参加者は改めてごはんの美味しさをかみしめていました。
今年の6月から新しく始めた同塾は「収穫が楽しかった」「たくさんできた野菜は親戚や近所にも振る舞った」と、参加者から好評でした。