小牛田地域ヘルプふれ愛グループ「ひだまり」は8月4日、ボランティア活動の一環と、会員一人ひとりの健康づくりを目的に、会員研修を開催しました。会場のみどりの統括事務所には、会員5人と職員3人が集まりました。
JA新みやぎ福祉部佐藤美佳部長と渡邊かおり次長を講師に、左右で違う動きをするなどの普段慣れない動きで脳を適度に混乱させ、認知機能を向上させる脳トレ「シナプソロジー」や「ロコモ(ロコモティブシドロームの略。運動機能が衰えた状態のこと)予防体操」、弾性ゴム張力を利用したトレーニングマシン「ボディースパイダー」を使用したトレーニングなどを行いました。
佐藤部長が「脳細胞の活性化のためほどよい混乱を楽しんで下さい」とあいさつ。その言葉どおり“左右で違う動きをする脳トレ”や、DVDの曲に合わせて筋トレを行い、適度に脳が刺激され会員からは笑顔があふれました。
また、「ボディースパイダー」を初めて体験する会員も、ベルトの負荷を自分の力加減で調節し、無理なく運動しました。
終了後、「デイサービスでのレクリエーションに利用していただければ幸いです」と、会員が作成した「折り鶴」をみどりの統括福祉センターに届けました。
参加者は「普段使わない筋肉と脳を使うことで、混乱しましたが体が軽くなりました」と話しました。
担当職員は「会員が健康になることにより、地域の皆さんにも伝達することができます。今後も継続して研修会を行ってまいります」と話しました。