みどりの和牛繁殖部会は2月9日、(株)新みやぎサービスみどりの会館で令和5年度みどりの和牛繁殖部会全体研修会を開き、部会員66人が参加しました。岩手大学の一條俊浩教授を講師に迎え、講演をいただきました。
一條教授は、年々増加傾向にある牛伝染性リンパ腫(白血病)について、器具の使用による血液の飛散や母乳の吸引による直接的な感染、吸汁昆虫の媒介による感染など、様々な視点から説明。感染を防ぐためには、器具の消毒の徹底や手袋の使いまわしの禁止、防虫ネットを使用し吸汁昆虫による媒介を予防することが重要であると呼びかけました。
牛伝染性リンパ腫の感染経路や対策について説明した一條教授
真剣な表情で講演を聞く部会員