JA新みやぎの「匠」農業生産優績者表彰制度について

　ＪＡ新みやぎ管内で農業生産において優秀な成績をおさめた生産者を表彰し、その生産技術を広く普及することで「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」を図り、さらには「地域の活性化」につなげ、農業基盤維持・発展と将来を見据えた産地形成をめざします。
　部門別の表彰基準は下記のとおりです。

米穀部門
（１）表彰基準
１）環境保全米（減農薬・減化学肥料栽培）及び農薬・化学肥料不使用栽培（ＪＡＳ有機等も含む）で生産された米の「食味値」が最も優れている生産者を表彰する。
※食味値が同数値の場合、蛋白質含有量の低い生産者を表彰する。
①対象品種はひとめぼれとする。
②各地区の「食味値」を上位３～５名を選出し、さらに統一の測定器で再測定する。
２）小麦の「収量」が最も優れている生産者を表彰する。
①対象品種は限定しない。
３）大麦の「収量」が最も優れている生産者を表彰する。
①対象品種は限定しない。
４）大豆の「収量」と「上位等級比率」を総合して最も優れている生産者を表彰する。
①対象品種はミヤギシロメとする。
②評価割合は「収量」７０％、「上位等級比率」３０％とする。

（２）対象者　　
１）米は、稲作生産部会部会員で１ｈａ以上作付けしている生産者とする。
※カントリーエレベーター等の共同乾燥調製施設を利用した生産者がエントリーをする場合は、
自主検査サンプルでの提出とする。（エントリー方法は後日改めて通知する）
２）小麦、大麦、大豆は、出荷契約締結者とする。

（３）対象年産
１）米、小麦、大麦は当年産、大豆は前年産とする。

園芸部門
（１）表彰基準
１）直播玉ネギにおける「単収」が最も優れた生産者を表彰する。
２）サツマイモにおける「単収」が最も優れた生産者を表彰する。
３）ピーマンにおける「単収」が最も優れた生産者を表彰する。
　　　　※単収は、出荷販売数量とする。

（２）対象者
１）直播玉ネギは３０ａ以上作付する生産者とする。
２）サツマイモはさつまいも研究会会員で１０ａ以上作付する生産者とする。
３）ピーマンはピーマン部会部会員で６０坪以上を作付する生産者とする。

（３）対象期間
１）直播玉ネギは令和６年６月１日から令和６年１２月３１日までの出荷期間とする。
２）サツマイモは令和５年１０月１日から令和５年１２月３１日までの出荷期間とする。
※令和６年産よりキュアリング施設を活用した出荷販売体制のため販売終了予定が令和６年産の場合
「令和６年１０月～令和７年３月」を想定している。よって年度内中に実績が把握できないため、
前年度実績を考慮して優績者を決める。
３）ピーマンは令和６年６月１日から令和６年１２月３１日までの出荷期間とする。

畜産部門
（１）表彰基準
１）繁殖牛における「子牛の平均販売価格」が最も優れている生産者を表彰する。
　　２）繁殖牛における「子牛の平均出荷日齢」が最も短い生産者を表彰する。
３）肥育牛における「仙台牛」出荷比率が最も優れている生産者を表彰する。
※同率の場合、対象期間総出荷頭数が多い生産者を表彰する。

（２）対象者
１）繁殖牛は年間５頭以上販売し、ＪＡの飼料を利用している生産者とする。
２）肥育牛は年間１２頭以上販売し、ＪＡの飼料を利用している生産者とする。
３）１）、２）共通として、南部・北部畜産センター管内より各１名を対象者とする。

（３）対象期間　　
１）令和６年１月１日から令和６年１２月３１日までの出荷とする。