あさひな統括営農センターは1月17日、担い手を対象とした乾田直播講習会を仙台農業改良普及センターと開催し、黒川地域の生産者約80人が参加しました。
同普及センターの八木沼湧太技師が近年の普及状況と栽培の注意点について、農研機構の屋比久貴之研究員がほ場づくりから種まき、雑草防除などの技術体系について説明しました。乾田直播栽培は年々拡大傾向にあり、宮城県では約2600㌶の取り組みが行われています。代かきや育苗管理、田植えの必要性が無いため、作業時間の短縮が期待できます。
同統括営農センターの浅野順悦センター長は「少子高齢化の影響による人手不足が問題になる中、乾田直播栽培は有効な対応策。今後も各市町村や普及センターと連携を取り、普及拡大を進めていきたい」と話しました。
取り組みについて説明する(有)ITO 伊藤正夫代表