JA新みやぎ栗っこ女性部金成支部フレッシュミズ部会は12月27日、築館支店で「もちつき大会」を開きました。今回は食農食育活動の一環として、地域に伝わる食文化「餅料理」を体験するとともに、部員と家族の交流の機会として企画。部員9人と冬休み中の子ども達16人が参加して餅つきを楽しみ、つきたての餅を味わいました。
参加者らはJA職員のサポートを受けながら、順番で杵と臼での餅つきを体験。小さな子ども達も重い杵を持ち上げて臼の中の餅米を懸命についていました。餅料理は女性部員の協力で、あんこ餅、きなこ餅、ずんだ餅、ツナ餅、ふすべ餅の5種類を準備。ふすべ餅は宮城県北の栗原・登米地方の郷土料理で、焼きドジョウとゴボウを材料としていますが、今回はドジョウの代わりに子どもでも食べやすい鶏ひき肉を使いました。自分でついた餅のおいしさは格別で、参加者らは好みの餅料理をおかわりして味わっていました。
参加者は「杵と臼の餅つきはなかなか経験できないので、子どもと一緒に楽しめた」「ふすべ餅とツナ餅は初めて食べたがおいしかった」などと笑顔で話した。
写真説明=①JA職員のサポートを受けながら餅つきを楽しむ参加者(12月27日、栗原市築館地区で)