自らが育てだ大豆を使用した味噌作りが、栗原市立宮野小学校の1、2年生26人により1月28日行われました。
同校では、昨年6月にJA新みやぎ女性部築館支部の協力を得て、大豆の種をまき育ててきました。今回はそこから収穫された大豆を使用し、味噌加工を行いました。
児童らは、女性部員の指導を受けながら、大豆をやわらかく鍋で茹でました。それを厚めのビニール袋の中に入れ、塩と米麹を混ぜた後、手で袋を揉みながら大豆を潰していきました。
児童らは、初めは真剣な表情で作業を行っていましたが、作業に慣れてくると、みんなと協力して楽しみながら行っていました。
今回作った味噌は、約10ヶ月のあいだ、暗い部屋でねかせ、今年の10月から11月頃に食べることができます。その時には、また行事を予定しています。
JAの担当者は、様々な食べ物に使われる味噌を、原料となる大豆から作ることを通して、種まきや、水やり、草取りなど手間暇をかけて植物の生命ができていることと、その生命をいただくありがたさなどについて理解を深めてもらえればよいのではないかと話しています。
写真説明=①②茹でた大豆を一生懸命潰す児童ら(栗原市築館地区で)