JA新みやぎ栗っこ福祉部は2月18日、職員の介護技術と資質向上を目的とした研修会を開催しました。
当日は同部で介護サービスを行う小規模多機能ホーム「ほたるの里」の職員18人が参加。JA共済中伊豆リハビリテーションセンター部長の紅野利幸(こうのとしゆき)氏を講師として招き、朝8時から1日のサービスの流れや介護方法、利用者対応、福祉用具の活用などについて実技を交えながら指導を頂いた。
さらに、夕方からはその日のサービス提供の様子を画像で確認しながら指導をいただいた。
研修に参加した職員は「これまで自分たちが行ってきたサービスの見直しをするよい機会となった。同時に自分たちの介護が既に自立支援になっている事に気づかされるなど、大変有意義な研修となった」と話しています。
同施設では、自立支援を意識し、利用者様に対してお世話型ではなく、自分で出来る事はやっていただきながら、利用者様個人が持つ残存能力の維持、向上に向けた介護を実施していく方針です。
同JAの石川淳福祉部長は「サービス提供の様子を見て頂きながらの研修だったので、その場で利用者対応や疑問点などを質問し、直接、紅野部長にご指導を仰ぐことができて良かった。」と話しています。