JA新みやぎいわでやま地区本部管内で肉用牛の飼料となる牧草の刈取りが始まっています。
大崎市岩出山の葛岡草地利用組合は9日までに、43㌶に植えた、寒地型永年牧草「オーチャードグラス」約140㌧700ロール分を刈り取り、乾燥ロールやラップサイレージに調整されました。
今年の一番牧草は、5月の少雨で丈の伸びが鈍ったが、品質は平年並みです。
同組合は、経営安定対策交付金と活用し、転作田での牧草の栽培に取り組んでおり、飼料の自給率向上を目指します。
一番牧草は、生育期間が長く確保されるため、栄養価が高いのが特徴です。同組合の畜産農家12軒へ供給し、134頭の成牛に良質な粗飼料として給与されます。
▲ロールベーラーで集草し、圧縮梱包する高橋さん