いわでやま水稲採取組合は地区本部管内の水田で21日まで、ドローン(小型無人飛行機)を活用した農薬の空中散布を行いました。
農業用ドローンを所有する大崎市岩出山の佐々木佳亮さんに依頼し、農家の省力・効率化を図りました。
6月21日に、大崎市岩出山の水稲採取圃場32.6㌶で、農薬の散布が完了しました。ドローンが実演飛行し、作業時間は1㌶当たり10分未満で、除草剤を効率よく均一に散布しました。
いわでやま水稲採取組合は、近年生産者の高齢化などにより、農作業の労力軽減、省力化を目指し、ドローンの活用を決めました。
使用したドローンは、農業用の世界的トップシェアを誇るDJI社製の高性能農薬散布ドローンAGRAS T20で衝突防止レーザーやGPS(衛星利用測位システム)を備えています。作業人員が少なくて済み、騒音も小さいのが特徴です。
▲ドローンによる除草剤散布