JA新みやぎいわでやま園芸部会は7月22日、同地区本部野菜集出荷所研修室で業務用カボチャ出荷目ぞろえ会を開きました。部会員7人が参加し、集出荷体制や規格を確認しました。業務用カボチャ「くり将軍」と「栗政宗」は31日から出荷が始まります。ピークは8月中旬、出荷は8月末まで続きます。
業務用カボチャの戦果・選別作業を行う㈱KP産業の加藤厚代表取締役が、業務用カボチャの出荷基準を説明しました。
加藤代表取締役は「ネズミによる食害や、若採りのため汁が出る果梗は廃棄になってしまう。コルク化やヒビの入った果梗の出荷をお願いしたい」と話しました。
生産者の只野とよみさんは「天候不順により病害が発生した。カボチャの葉が枯れてしまい、日焼けが心配。対策はどうすればいいか」と対応策を質問しました。
加藤代表取締役は「葉がだめになっても茎から栄養がいくので、あまり心配はいらない。日焼け対策としては、新聞紙などで果梗を包み、直射日光を防ぐことが大切」と話しました。
▲業務用カボチャ出荷基準を確認する部会員