南三陸地区本部は7月3日、「水稲農薬試験ほ場現地検討会」を開催しました。
当日はJA職員、関係機関、卸業者等計14名が参加し、今年度に水稲農薬試験を実施した主な3ほ場を巡回し、散布した農薬の効果を確認する試験を行いました。
試験では新規有効成分が入った新作農薬や、成分を必要十分に絞った低コスト農薬の効果を確認し、管内水稲の生育状況や今年の水稲農薬の販売実績について意見交換しました。
参加者からは「南三陸地区は新みやぎで唯一の沿岸部なのでコウキヤガラ等、他地区では発生の少ない雑草の対策が必要である」、「今年は表層剥離や藻の発生が多く、除草剤の拡散を妨げる原因になっているので気を付けたい」等の意見がでました。
当検討会で出た結果は、各関係機関からの情報等とともに、来年度以降に販売する水稲農薬の選定に活かされる予定です。