JA新みやぎいわでやま地区本部は7月28日、同地区本部で、セリ栽培講習会を開きました。収量増に向けて9人が参加し、2019年度の取り組みとセリの効率的な出荷に向けて学びました。
農事組合法人葛岡は19年度に、セリ収穫後の出荷調整作業の効率化に取り組みました。セリの洗浄機を圃場(ほじょう)近くに導入し、湧き水を活用することで洗浄回数を削減し、1日の出荷箱数が増加しました。
宮城県農業・園芸総合研究所露池野菜チームの高橋勇人技師は、宮城県育成セリの新品種「Re14-4」の試験栽培結果と特徴を説明しました。高橋技師は「株太りが良く、茎が太いのが特徴。収穫時のランナーや分げつが少なく、調整作業がしやすい品種」と話しました。
▲説明を聞く生産者