JA新みやぎ南三陸地区本部は5日、清流「蔵の華」廿一会の栽培現地検討会を実施しました。
清流「蔵の華」廿一会は、10年以上酒米品種「蔵の華」の生産を行っている組織で、今年は生産者が二人増加し12人で気仙沼市内の蔵元に出荷しています。
当日は生産者はじめ、JA職員、気仙沼農業改良普及センター職員等計8名が参加し、生産者の各ほ場を巡回し生育状況を確認しました。
今年は平年並みに順調な生育がみられ、昨年の22トンを上回る25トンの出荷量を見込んでいます。
講師を務めた普及センター職員は「今後も高温な天気が続くと予想されるので、昼間は水をほ場に入れて乾燥しないよう深水管理を行い、夜間は逆に水量を少なくし落水管理をしてほしい」と説明しました。
参加した生産者は「七月は低温と長雨の影響でイモチ病の発生が心配だったが、このまま高温な天気が続けば見込み通りの量を出荷できそうだ。」と話しました。