JA新みやぎ栗っこブランド米生産部会は8月4日、水稲品種「東北194号(愛称:いくよちゃん)」と「だて正夢」の現地検討会を同部会員のほ場で開きました。生育はほぼ平年並みで、今後の水管理や病害虫防除を徹底し高品質米づくりに向けた栽培管理を参加者全員で確認しました。
同部会は高温登熟対策のため、ケイ酸カリの施用を推奨しており、検討会では肥料メーカー協力の下、サーモカメラで稲体からの蒸散作用効果も確認しました。
サーモカメラで温度を確認する部会員ら(8月4日、栗原市築館地区で)
稲体の温度をサーモカメラで確認(8月4日、栗原市築館地区で)
大場裕之部会長は「日照不足で生育の遅れが心配だったが平年並みの生育経過で安心した。梅雨明けで今後は高温の日が続くと思われるので水管理等をしっかり行い、今年も美味しいお米を消費者に提供できるよう努めたい」と話しました。同部会ではケイ酸カリの効果確認の続きとして8月下旬に稲の根量調査を予定しています。