JA新みやぎ南三陸地区本部は9月8日、多様な生き物が住む豊かな環境が安心・安全なお米を育んでいることを学んでもらおうと、
登米市津山町の横山不動尊周辺の水路で生き物観察会を開催し、登米市立横山小学校(同町)の4年生16人が参加しました。
地域の水環境の維持に努める津山農地・水環境保全隊やJA職員などが授業のサポートを行いました。
児童は、水路に入り泥だらけになりながら生き物を探し、カエルやドジョウ、ザリガニなどを虫網ですくい上げると歓声をあげました。
また、捕まえた生き物の名前や、カエルの種類の見分け方など、生物の豊かさや生態系についても学びました。
児童の一人は、「カエルやドジョウなどをたくさん見ることができ楽しかったです。水路の中に生き物がいっぱいいて驚きました。」と笑顔で話しました。
観察会の講師を務めた栗原市の環境保全団体「ナマズのがっこう」の三塚牧夫事務局長は、
「コロナウイルスの影響でイベント開催が危ぶまれている中、開催できたことはとてもうれしい。この活動を通して地域の生き物の変化を感じ、子供たちに自然に親しんでほしい。」と力強く語りました。