大崎農業改良普及センターは8月28日、大崎市西大崎地区のいわでやま水稲採種組合員の圃場(ほじょう)で水稲種子圃場審査を行い、38.8ヘクタール全筆が合格となりました。
同地採種組合17人が立ち合い、JA新みやぎいわでやま地区本部の担当職員と同普及センター職員ら11人が、作付け水田84筆を巡回しました。
▲圃場審査を行う大崎農業改良普及センター職員と組合員ら
同普及センターの佐藤浩子技術主査は「イノシシが圃場に侵入し、稲が倒伏する被害があったが、適切な栽培管理がされている。今後も優良種子の栽培、生産をお願いしたい」と講評しました。
JA担当職員は「早期落水は白未塾粒の発生が増加する。適期落水で玄米の品質維持と、刈り取り時に異品種の混入防止に注意してほしい」と呼び掛けました。
▲講評する佐藤技術主査