栗っこ地区本部は9月18日、2020年産米の初検査を栗原市の志波姫農業倉庫で行いました。同地区から集荷した「ひとめぼれ」と「つきあかり」1,208袋(1袋30㌔)を検査し、全量一等米に格付けとなりました。心配された高温障害の影響もなく、いずれも品質は良好となりました。
検査を行った沼倉裕朋検査員は「初検査で品質が良好であることが確認できた。今後は適期刈取りと丁寧な乾燥調製を呼び掛け、適正な検査を行っていく」と話しました。
米を検査する検査員(18日、栗原市志波姫地区)
初検査に当たり、検査員を代表し、築館営農センターの鈴木孝幸検査員が適正かつ確実な検査と、適確な職務遂行を宣誓しました。
宣誓をする鈴木検査員(18日、栗原市志波姫地区)
また、今年の米の品質傾向について、各検査員の認識を共有するため程度統一会(目あわせ)も行いました。
目あわせを行う検査員ら(18日、栗原市志波姫地区)
栗っこ地区本部は農産物検査員22人体制で検査を行い、11月下旬まで続く予定。同地区の2020年産米集荷計画は50万1,600俵(1俵60㌔)としています。