JA新みやぎ南三陸地区本部と、JA新みやぎ南三陸肥育牛部会、JA新みやぎ南三陸和牛改良組合は9月12日、南三陸町入谷地区の八幡神社で獣魂祭を執り行いました。
獣魂祭とは、人のために犠牲になって死んでいった動物たちの御霊(みたま)を慰め、人に祟る(たたる)ことなく安らかに過ごせるようにご祈念することを言い、
管内の畜産事業に貢献してくれた動物を慰霊(いれい)するために執り行われるもの。
当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、規模を縮小し3密を避けて実施。
生産者やJA役職員など約10名が参加し、食用として供された家畜の御霊を供養し、畜産事業の安全と発展を祈願しました。
参加者らは獣魂碑に集い玉串を奉納し、感謝と鎮魂の祈りをささげました。
当日出席した同地区本部阿部副本部長は「管内の畜産事業に携わる皆さんが事故無く営みを継続できる様、祈念しました」と話しました。
同地区本部では牛肉や牛乳等を消費者に提供しており、家畜の霊を供養し命の恵みに感謝するために年1回行っています。