JAなどが組織する南三陸米地産地消推進協議会は9月16日、JA新みやぎ本吉支店(気仙沼市本吉町)で、「第16回南三陸米図画コンクール審査会」を開き、管内小学校から応募があった86作品の中から入賞作品を決定しました。
このコンクールは管内の児童に多くの生き物の中でお米が育っていることを知ってもらい、地域で生産されるお米の安全性と環境保全の大切さを学んでもらうことを目的に2006年から年に一回開催されているもの。
当日は、気仙沼地方振興事務所の中村伸彦地方振興部長をはじめ、阿部國博南三陸地区副本部長、気仙沼教育事務所の海原孝氏、気仙沼市立唐桑中学校の小野寺順子教諭が審査員を務めました。
審査の結果、金野(こんの)琉生(るい)さん(気仙沼市立津谷小学校5年生)と、工藤(くどう)結愛(ゆい)さん(南三陸町立入谷小学校2年生)の作品が最優秀賞を受賞しました。
審査員を務めた阿部國博南三陸地区副本部長は「田んぼの生き物が楽しく描かれている絵が多く、作品からは環境の素晴らしさが伺えました。」と話しました。
選ばれた2作品はそれぞれ、今年度の南三陸米のPRポスターと次年度の当コンクール募集用ポスターとして採用される予定です。