南三陸地区本部や気仙沼市、南三陸町、地域の販売店などで組織する南三陸米地産地消推進協議会は10月10日、気仙沼魚市場へのサンマ船今季初入港を歓迎するセレモニーにて、南三陸米10キロを贈呈しました。
水揚げ岸壁で行われたこのセレモニーには、菅原茂気仙沼市長、齋藤徹夫気仙沼漁協組合長などが出席し、第1船となった大型サンマ船第11権栄丸(福島県いわき市)に、待望の初水揚げに感謝の挨拶をするとともに、記念品が贈られました。
今年は不漁により、10月の初水揚げとなりましたが、同日は昨年の水揚げ量を8㌧上回る約37㌧が水揚げされました。
南三陸米を贈呈した阿部國博副本部長は「今年は不漁によりサンマ船が来るか不安だったが無事獲れて安堵している。漁労長に贈呈した南三陸米は大変喜ばれたので嬉しかった。」と笑顔で話しました。
南三陸米は同地区本部管内で生産された、栽培履歴の明確な「ひとめぼれ」の1等米のみを使用したブランド。同協議会では消費拡大のため、年3回行われる漁船初入港のセレモニーで、毎年南三陸米を贈呈しています。