JA新みやぎ南三陸地区本部は23日、東日本大震災の影響により再開が困難になっていた体験学習活動を後押ししようと南三陸町内の7小中学校へ支援金35万円を寄贈しました。
同町教育委員会で開かれた贈呈式で、同地区本部の阿部國博副本部長は「南三陸町の未来を担う子供たちの教育のために支援していきたい」と話し、南三陸町立小中学校長会の三浦伸敏会長へ目録を手渡しました。
同町教育委員会の齊藤明教育長は、「今年はコロナ禍の影響で体験学習を実施するのが難しい状況だが、こういう時だからこそ子供たちのために有効活用していきたい」と話しました。
支援金は、野菜や果樹の栽培・収穫体験や地域産業の見学、地域の緑化活動、漁業体験、防災マップ作成体験など幅広い学習に充てられる予定です。