いわでやま地区本部は5日、同地区本部野菜集出荷所でイチゴ親株苗の出荷を行いました。8月の高温で葉が焼ける被害はなかったが、一部でチョウ目の幼虫やアブラムシが見受けられたため、防除を徹底し健苗に生育しました。
同日、宮城県オリジナル品種「もういっこ」の親株苗1万4千本をJA新みやぎの4地区本部、JAみやぎ登米、JA加美よつば、JA古川へ出荷しました。
同地区本部では、大崎市岩出山の佐々木正彦さんがイチゴ親株苗の栽培に取り組んでいます。佐々木さんは「今年は7月の天候不順や、8月の高温で栽培管理に苦労したが、無事出荷でき一安心」と話しました。
JAの担当職員は「病害等の付着もなく、順調に生育した。来年度も県内のイチゴ生産者に健苗を届けられるよう努めたい」と話しました。
11日には、県南のJA向け親株苗をみやぎ原種苗センターへ1万3千本出荷します。
▲イチゴ親株苗をトラックに積み込む県内JAの担当職員