JA新みやぎ南三陸地区本部管内農業用廃プラスチック適正処理推進協議会は、12月8日から10日までの3日間、管内6カ所で農業用廃棄ビニール・プラスチックの回収を行いました。
10日に回収が行われた入谷穀物倉庫前には、肥料袋やパイプハウスの被覆膜、育苗ポットなどが次々と持ち込まれました。
平成14年度から実施した当廃プラ事業は、震災前は1年ごとに回収量の増減を繰り返していましたが、平成25年度を除き震災後は毎年20㌧を超える回収が行われるようになり、今年度は約40㌧という過去19年間で一番目に多い回収量となりました。
今後、農地の復旧と復興のために露地栽培や施設栽培の生産資材の回収が増えることが見込まれることから、同協議会は今後も農業用廃棄ビニール・プラスチックの適正な処理の推進を行っていく予定です。
当地区本部では回収申込にあたって持参するものや、回収時の注意事項を広報誌やチラシに掲載し、円滑な回収作業ができるよう取り組んでいます。