気仙沼市立津谷小学校の5年生44人は4日、同小学校で自分らが栽培した大豆で、味噌の「仕込み作業」を体験しました。
総合学習「味噌をつくろう」の時間で、同小学校で長年味噌づくりを教えている千葉慶人さんから作り方を学びました。
大豆は指でつぶせるくらい柔らかくするため、朝から5時間以上煮て、大豆と米麹、塩、煮汁を入れてよくまぜ、細かいつぶしてタルに入れ、重石を置きます。
使った大豆は去年6月に本吉営農センター職員の指導のもと、同小学校敷地内でポリポットに苗を育て、畑に植え替えしたもの。
今後は味噌の分解と発酵を待ち、半年後に切り替えし作業を行い、来年の1月に味噌が完成する予定です。
参加した児童は「すり鉢で大豆をすりつぶす作業がなかなかつぶれなくて大変だったが、みんなで協力してできたのでよかった。来年、味噌ができるのが楽しみ」と話しました。