JA新みやぎ南三陸地区本部は24日、JA共済の地域活性化事業の一環として、南三陸町の南三陸病院へ案内板を寄贈しました。
24日に行われた除幕式では同病院初貝和明院長へ、阿部國博南三陸地区副本部長より目録が手渡されました。
阿部副本部長は「地域住民の方の命を守る病院を支えられるよう、今後も支援を続けていきたい」と話しました。
同病院は東日本大震災で被災し、2015年12月に高台に再建。
既存の案内板は見にくい位置にあり、掲示物を貼るスペースも少なかったため、改善について要望があり寄贈することになりました。
同町内で木材加工品の制作、ワークショップなどを行っている一般社団法人「南三陸Yes工房」が制作。木の柱をイメージし、同病院の雰囲気を壊さないように心掛けました。
杉は、森林認証制度『FSC森林認証』の加工分野『CoC認証』を取得した南三陸町産の杉を使用しました。
『FSC森林認証』とは持続可能な森林活用・保全を目的として「適切な森林管理」を認証する国際的な制度で、『CoC認証』はその中での加工・流通過程の管理認証のことです。