JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会は5月19日、管内3か所で現地検討会を開きました。生産者、関係者含め35名がこれまでの栽培を振り返り、栽培上の注意点や防除対策などを学びました。
今年は例年と比べ、寒さが長引き生育に遅れが出たり、4月の霜の影響で生育不良に陥った生産者が多かったが、今年は部会員約60人で150㌧の出荷を目指します。
今年はハウスものが4月から6月まで、露地ものが6月から10月までの出荷となります。
同部会は生産者、JA、普及センター、栗原市と協力し生産と消費拡大に取り組む「Z-1プロジェクト」で料理フェアの開催や統一段ボール箱の導入、元気くん市場や地元のスーパーのインショップでの販売など有利販売に努め、出荷量、消費量ともに宮城県内の9割のシェアを占めています。
同部会の佐藤和好部会長は「当部会は高齢化の影響もあり部員は減っているが、同じ数くらい新しくズッキーニ栽培を始める人が増えてきている。県内1の生産地として栗原をより多くの人に知ってもらうよう、PRに力をいれていきたい」と熱意を燃やしました。