JA新みやぎは6月8日、重点品目としているピーマンの出荷を目前に控え、大崎市田尻と美里町南郷でピーマンの現地検討会を開きました。
JAは生育拡大を目的に広域的推進品目としてピーマンを生産振興していこうと生産者への支援体制や独自の助成などバックアップに力を入れてきました。
当日は26人の生産者が、ハウスと露地で栽培している生産者の圃場を見学。「京ゆたか」を2.5アールで栽培している男澤清治さんのハウスに集まり、栽培方法や出荷規格、市場情勢について学びました。
タキイ種苗株式会社の奥原和武課長がピーマンの生育状況や栽培管理について、株の栄養があるかないかを診断する時のポイントを説明しました。
出荷は6月下旬から、33㌧の出荷を見込んでいます。
JAの営農担当者は「ピーマンはこれから宮城県の夏野菜として期待が大きい。安定的な経営ができるよう、支援していく」と話しました。