気仙沼市で宮城県米づくり推進気仙沼地方本部は5日、第2回技術指導会を開催しました。生育状況の確認、防除対策の説明と栽培の情報共有を行いました。
同会は「高品質・良食味米の安定生産」,「省力・低コスト稲作の推進」,「こだわりをもった多様な米づくり」に向け、関係機関・団体が一体となって米づくりを推進する目的で行われています。
今年の気仙沼地区の田植えが始まったのは5月上旬で、約290㌶を作付されました。天候に恵まれ順調に生育しており、生育が進んでいるほ場から随時、中耕培土や除草剤散布作業を行い、雑草の抑制や排水対策を図っています。
今後のいもち病やカメムシ防除対策についての説明が行われ、その後に気仙沼市本吉町の圃場4か所を巡回。地方振興事務所職員から施肥や除草剤などの概要の説明を受けながら生育状況を確認した。
気仙沼地方振興事務所の担当者は「今年は気温が高くガスの発生や生育の速さが目に付く。中干や追肥に注意してほしい」と呼びかけた。
JAの担当職員は「管内生産者の技術向上につながるよう今後も指導を強化していく」と話した。