仙台市立寺岡中学校の2年生34人は19日、JA新みやぎ南三陸地区管内で農業体験学習を行いました。
同JA南三陸営農経済部と在郷営農組合が受け入れ、菊の栽培施設を見学し、菊の残株片づけを体験しました。
体験学習は、同校の「総合の授業」で第一次産業を学び、将来の職業について考えることが目的。
体験では農家の後藤敏さん(66)が菊の栽培と農家の仕事について説明。「農家は手をかけた分だけ自分に返ってくる仕事。将来の仕事について自分に向いている方向を探すのが大切」と話しました。また、作業で使っている施設の見学も行いました。
その後生徒が2班に分かれ、来年度菊づくりに向けた消毒をするための準備として菊の残株片づけを行いました。
参加した生徒は「こんなに大変な作業を一日やっている農家の大変さがわかった。今後買い物する時に生産者の皆さんに感謝しながら消費していきたい」と話しました。