美里町北浦地区で栽培されている「北浦梨」の収穫が始まっています。今年は天候にも恵まれ、8月下旬頃から良質な北浦梨が生産者の手によって摘み取られました。
「北浦梨」は美里町北浦地区で栽培されている梨の総称で、主な品種には「幸水」「豊水」「あきづき」。
50アールで300本を管理している菅野洋明さん(48)は18日、出来栄えを確認しながら北浦梨を摘み取っていました。
今年は北浦地区全体で3割程度凍霜害の被害を受けましたが、菅野さんの圃場では病害が少なく、栽培に適した天候が続いたため出来は上々。例年より1.5倍の生産量が見込まれます。
菅野さんは「今年はみずみずしく甘さたっぷりのものができた。9月から梨の収穫体験をするのでより多くの人に味わってほしい」と話しました。
北浦梨は元気くん市場、同町国道108号線の直売所などで販売される予定です。