JA新みやぎ田尻ブルーベリー生産組合は、大崎市田尻産のブルーベリーを使用したドリンク「田尻産濃縮ブルーベリー」をリニューアルしました。以前より飲みやすく、成分の含有量も増やして販売を開始しています。
同組合は、2004年に米の生産調整への対応策として、水田の転作でブルーベリーの栽培を開始し、現在は30㌃の圃場で毎年約600㌔を収穫しています。
夏場に収穫するブルーベリーが年間を通して楽しめるよう、16年からドリンクの販売を始めました。生食用のブルーベリーは7月中旬以降に価格が下落してしまうため、ドリンクに加工して販売し、農業所得の向上につなげています。
ドリンクは1本(50㍉㍑)当たりにブルーベリー約110粒を使用。視覚機能や眼精疲労の改善に効果があるとされるアントシアニンが、リニューアル前より4㍉㌘増の34㍉㌘含まれています。
価格は3本入りで税込810円。同JAが運営する元気くん市場2店舗やみどりの地区管内のAコープ各店、大崎市田尻のさくらの湯、大崎市岩出山のあ・ら・伊達な道の駅などで販売しています。
同組合の木村吉明組合長は「減農薬・減化学肥料で丹精込めて育てた安全安心なブルーベリーをたくさん使っている。多くの人に四季を通してブルーベリーを味わってもらい、日常生活を健康に過ごしてほしい」と話しました。
問い合わせは同JA田尻営農センターへ。(電)0229(38)1055。