JA新みやぎ南三陸地区本部は14日、同JA気仙沼支店で農産物共進会の表彰式を開きました。
例年、気仙沼支店で行う農業祭ですが、去年に引き続き新型コロナウイルスの影響で一般向けのイベントを中止し、同地区管内の生産者を対象とした農産物共進会を行いました。
農家の生産技術の向上と農業振興を目的に毎年開いています。
共進会には旬の野菜を中心に250点の出品があり、金賞にはだいこんを出品した小野寺豊さんほか4人が選ばれました。
表彰式では同JAの大坪輝夫組合長が「JAとしても地域の農業の振興に努めていく」とあいさつし、金賞を受賞した小野寺豊さんを始め14人の受賞者に表彰状を授与しました。
共進会で審査委員長を務めた宮城県気仙沼地方振興事務所農業振興部佐藤浩也部長は「多雨など気候変動がある中、優秀な農産物が数多く出品され感謝している。今後も技術の向上に努めてほしい」と評価しました。
表彰式後には、気仙沼農産物直売所「菜果好」で販売会が行われ、地域住民が購入しました。
主な受賞者は次の通りです。
▽金賞の部=小野寺豊(ダイコン[直秋])畠山和子(ばれいしょ[きたあかり])菅原勝(ねぎ[ホワイトスター])佐藤良人(パプリカ)熊谷潔(りんご[ふじ])
写真説明=大坪組合長(左)から賞状を受け取る小野寺さん(右)