JA新みやぎと公立大学法人宮城大学は12月23日、宮城大学大和キャンパスで「奨学寄付の贈呈式」を開きました。
地域の未来を創造する人材の育成を目指す同JAが、同大学の「地域連携実践教育プログラム」に賛同し、JA共済連地域活性化活動促進助成金を活用し100万円を寄付しました。
贈呈式は、同JA・大学関係者15人が出席。大坪輝夫組合長が川上伸昭理事長に目録を手渡し、「農業情勢が厳しい昨今、地域の活性化や農業を担う人材育成は急務。この寄付を実践教育に活かしてほしい」とあいさつ。
川上理事長は「学生を地域・現場に連れ出す実践的な教育充実に活用したい」と応え、感謝の言葉を述べました。
また、学生3人からは、同プログラムで「令和3年度コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習」を栗原市で行った実践内容の報告がありました。
発表した事業プランニング学類3年の吉田陸人さんは「栗原市には授業で5回、個人で3回出向いた。伊豆沼や世界谷地など美しい地域資源や地域の人たちを、好きになることから始めた」と話しました。