JA新みやぎ南三陸女性部気仙沼支部は郷土料理を若い世代に継承しようと、「なだもち」の情報発信をしています。2月21日には、地産地消マガジン『IGUNE』の取材を受け、6人の女性部員が「なだもち」の調理を実演しました。
取り上げられた『なだもち』は気仙沼市新月地区の郷土料理で練った小麦粉の生地に餡が包まれているお菓子で、由来はその見た目が木を切ったりする『鉈』のような形をしていることから名付けられました。
同支部の吉田保子副部長は「『なだもち』は小麦粉や味噌を家庭で手作りしていたため簡単に作れる上におなかにも溜まることから農作業中のおやつとして親しまれていました。これをきっかけに多くの人に知ってもらいたいです」と話しました。