JA新みやぎみどりの地区本部は2月10日、遠田、古川両警察署とドライブレコーダーの記録データ提供に関する協定を締結しました。
この協定は、犯罪や交通事故が発生して犯人の検挙や証拠収集のために必要となった場合、警察の求めに応じて捜査上必要なドライブレコーダーの記録データを提供するものです。
同地区本部では今年度、JA共済地域活性化活動促進助成金を活用し、職員の安全運転意識の向上と地域の安全・安心なまちづくりの実現に寄与することを目的に、保有する全業務車両約200台にドライブレコーダーを導入しました。
ドライブレコーダーを設置した車両が「動く防犯カメラ」となり、防犯カメラが設置されていない範囲をカバーすることが期待されます。
新型コロナウイルスの感染防止を考慮し、事前に協定書に署名押印をし、各調印者が確認をする形式で行いました。
阿部雅良地区本部長は「地域がしっかりしていなければ、農業振興はできない。事件事故のスピーディーな解決につなげ、地域の安全安心を確保したい」と話しました。