JA新みやぎ涌谷支店は、地域住民にSDGsについて学んでもらおうと「SDGsを学ぼう!親子菜園加工教室」を初めて開きます。年間で3回の開催を予定。廃プラスチックを利用し家庭で野菜を育て、野菜の観察や収穫、加工を通し、無駄なく活用できる保存方法で、安全な食や加工について学んでもらうことが目的です。
12日、涌谷営農センターで第1回を開き、地域住民の親子ら9組17人が野菜づくりに挑戦しました。涌谷営農センターの園芸指導員が講師となり、肥料袋などの廃プラをプランターとして再利用し、トマトとサツマイモの苗を1組3つずつ定植しました。
出来上がった苗袋は自宅へ持ち帰り、各自で育てます。子ども達は土にふれることを楽しみながら、親子で一緒に定植を行いました。
また、この活動の趣旨であるSDGsについて、子どもでも分かりやすい資料を使いながら説明し、親子・地域住民と理解を深めました。
同支店の中川政雄支店長は「初めての試みだったが、親子・地域住民とともにSDGsについて理解を深めることができ、有意義な一日となった。今後も環境に即した活動、問題に取り組んでいきたい」と話しました。第2回は7月17日に涌谷町の黄金加工室で、自宅で収穫したトマトを使用した加工食品を作る予定です。
この活動の取り組みを周知するため、みどりの通信を発行しました。