涌谷営農センターは涌谷町内の生産者のほ場で4月14日、令和5年産小麦の第2回現地検討会を開き、生産者ら26人が参加しました。
涌谷東や出来川左岸下流など全5カ所を巡回し、幼穂の大きさや草丈、茎数を確認したほか、宮城県美里農業改良普及センター先進技術班の町直樹班長が「今年は天候の影響で4~7日ほど生育が早まっており、赤カビ防除も例年よりも早めに実施する必要がある」と説明しました。
また、現地検討会終了後に箟岳支店へ移動し、町班長を講師に令和5年度大豆栽培講習会を開きました。
涌谷町では「タチナガハ」と「ミヤギシロメ」の2種類の大豆を作付けしており、令和4年産大豆については7割が1等大豆と評価されるなど、宮城県の中でも高品質な大豆を生産しています。町班長は「令和5年産に向けた技術対策として、排水性の良いほ場作りや適期作業を心がけてほしい」と呼びかけました。