南三陸米地産地消促進協議会は7月7日、登米市立津山小学校の児童を対象に「田んぼの生き物観察会」を開催しました。
当日は会場となった津山町横山の「大徳寺」に、2年生9人が参加しました。
この観察会は、水田の中やその周辺に生息している生き物の様子を観察し、稲の育成する様子と生き物の関係を考えてもらい、当地域で生産されるお米の安全性と環境保全の大切さを実感してもらうことを目的として開催しています。
講師に「ナマズのがっこう」の三塚牧夫さんを招き、収集した生き物をみんなで観察し、それぞれの違いや特徴を学びました。参加した児童は、全身びしょ濡れになりながらも、元気よく川や水路の生き物を網ですくい、カエルやドジョウ、ヤゴなどを捕まえました。
担当職員は「普段見ることができない水辺の生き物の観察ができたため、子供たちにとって貴重な体験になったと思う」と話しました。
田んぼの生き物を観察する小学生(左)と説明する講師の三塚さん