栗原市一迫の大内芳夫さんは、カボチャ「ほっとけ栗たん」を80㌃で栽培しており、7月24日から7月末までに約5㌧を出荷しました。
大内さんは「昨年よりも1週間早い収穫。時期は早いが品質はとても良好で、名前のとおり栗のようにほくほくとしていて甘みが強い」と力強く語ります。
大内さんは、1本の苗から実を1個収穫する「親づる1本仕立て」でカボチャを栽培。7月18日から2日間かけて収穫し、有志で集まった小学校時代からの友人6人が、カボチャの選別作業を手伝いました。大内さんたち7人は重量別にカボチャを選別し、一つ一つ丁寧に磨いて出荷準備を行いました。
大内さんの友人の一人、同地域の愛宕神社で神主を務める藤村典尚さんは「今年のカボチャは昨年より、姿かたちも素晴らしい仕上がり」と太鼓判を押します。
大内さんのカボチャは石巻市の青果店に出荷したほか、JAの農産物直売所「元気くん市場仙台南店」の店頭に並びます。
カボチャ「ほっとけ栗たん」を手に、ほほ笑む大内さん
出荷前のカボチャを磨く大内さん(左)と友人