宮城県小牛田農林高等学校では、平成26年から授業の一環として、(一社)Bridge for Fukushimaとアクセンチュア㈱が提供する地域産業従事者育成プログラムに取り組んでいます。
農業技術科農業科学コースの3年生4人は4月、模擬会社Creative Tasteを設立。10月8日、事業計画発表会を開き、企画した商品「キューピットマカロン」について発表しました。
健康志向の40代女性をターゲットに、食物繊維などの栄養素が豊富な栗に着目した点など商品の特徴の他、事業収支について説明。同高校の長内志郎校長の他、リモートで参加した同法人の伴場賢一代表理事、同社の岩下純子さんからアドバイスを受けました。
長内校長ら3人は、「ターゲットの好みや要望をより詳細にとらえるべき」「地域の食材を使うなど、こだわりがほしい」「商品やパッケージに高級感を出し、価格を上げてみては」などと熱心にアドバイス。
生徒は今後、改善策を検討し、11月にアクセンチュア㈱社員に向けて商品のテスト販売を行うほか、来年2月、東京都のアークヒルズが開くヒルズマルシェで、一般の消費者に商品を販売します。
(一社)Bridge for Fukushimaの伴場代表からのアドバイスを、メモを取りながら聞く生徒